舞踊批評家協会
Dance Critics Society of Japan

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■舞踊批評家協会賞■

 舞踊批評家協会賞は、日本舞踊、バレエ、モダンダンス、コンテンポラリーダンス、フラメンコ、舞踏などすべての舞踊を対象としています。この賞は1月から12月の1年間に舞台からノミネートし、翌年審査会で決定し、授賞式を行います。

 舞踊批評家協会賞のこれまでの受賞者です。

 1993年度の第25回から新人賞も始まりました。

 下記一覧には、先ほど発表された、今年表彰の受賞者も含まれています。 


[ニュース]

第 54 回(2023 年)舞踊批評家協会賞

2024 年春、東京・銀座で、舞踊批評家協会の受賞者審査会が開催され、以下のとおり賞
を決定した。

<受賞者>

◆本賞
・西川箕乃助(日本舞踊)
「『京鹿子娘道成寺』の女心の表現、『瓜盗人』の軽妙さ、『義朝 朝長』の親子の情愛などで年間を通しての幅広い成果に対して」
・東京シティ・バレエ団(バレエ)
「地域と親しみやすいバレエを育み、創立 55 周年記念公演「トリプル・ビル」を中心に新時代を探求し発信してきたことに対して」
・ARTE Y SOLERA(アルティソレラ)鍵田真由美、佐藤浩希(スペイン舞踊)
「フラメンコと日本の伝統芸能を融合させて舞踊表現に新たな境地を拓いた『恋の焔炎』の成果に対して」

◆新人賞
・猿若清三郎(日本舞踊)
「国立劇場主催公演「舞踊名作集II」での常磐津『祭りの花笠』の熱演に対して」
・木下嘉人(バレエ)
「確かなテクニックの光る正統派―新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』でエスパーダを小粋に踊り、役の魅力を存分に示した表現力に対して」
・黒須育海(コンテンポラリー)
「『羊羊羊羊羊祥羊』で劇場の廃墟性を生かし、老人と若者たちの不条理な物語をダイナミックなタンツテアターとして見事に表現した挑戦に対して」

◆特別賞
・井上八千代(日本舞踊)
「国立劇場主催「舞の会」で上方舞や京舞の普及につとめ、一中節『尾上雲賤機帯』で国立劇場の掉尾を飾った成果に対して」

   これまでの舞踊批評家協会賞の記録は次のマイストーリーからみることができます。